はじめに
こんにちは。近藤です。
BIとは、ビジネスインテリジェンスの略称です。BIツールとは、企業内にある大量データを一目でわかるように可視化することで、経営戦略を立てる上での一つの指標にしたり、打ち出した施策の振り返りや経過などを分析することができるツールです。ダッシュボード作成ができる代表的なBIツールとしては、TableauやDomo、Power BIなどがあります。
今回からBIツールを使ったデータの可視化について、BIツールの一つであるDomoを例に説明していきたいと思います。
そもそもなんでBIツールを使うの?
BIツールはたびたびExcelは比較されることがよくありますが、主に以下のような違いがあります。
特徴 | BIツール | Excel |
扱えるデータ量 | 大きめ(1億以上) | 小さめ シートの行数分(約100万) |
主な機能 | 可視化 各種分析 シミュレーション データの自動抽出 | 簡易的な可視化 表計算 四則演算 ピポットテーブル |
導入の難易度 | 高め 別途サーバーが必要のものもある | 低め Microsoft Officeをインストールするのみ |
個人的にはBIツールではビッグデータが扱えて、それでいてサクサク動いてくれるところに魅力を感じています。
可視化をするにはどうするの?
CsvやExcelファイルなど様々なデータをDomoにアップロードできます。アップロードしたデータはデータセットとしてそのままグラフ(カード)に表現することもできますが、データフローで集計したり、前年比を算出したりなどデータを加工することもできます。
データフローではドラッグ & ドロップによるGUIやMySQL、AmazonRedShiftなどのSQLを使用します。
ダッシュボードってどんなもの?
ダッシュボード ・・・ 企業内にある大量データを視覚的に分かりやすく、グラフや集計表などの形式でまとめて表示したページです。
カード ・・・ ダッシュボード内に配置された一つ一つのグラフや集計表のことです。
フィルタにより表示する期間を絞ったり、グラフ等の背景色や文字色の変更、表示する数値の形式(%表示や小数点)を変更することができます。
コンセプトを決めて関連のあるグラフや集計表のみを並べることで、使いやすいダッシュボードを作成することができます。プログラムを知らない人でもデータさえあれば、マウス一つでダッシュボードを作成することができます。ダッシュボード作成の際に最も大切なものは、誰が、何のために利用するのか、そして何に活かせるのか、だと思います。
終わりに
BIツールについて、主にDomoやTableauについて書いていきたいと思います。
今回ご紹介した本ブログにご興味をお持ちになられましたら、技術支援やカスタマイズ開発など、各種ご支援させていただきますので、お気軽に「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
今後も定期的に更新を行ってまいります。